代打屋トーゴー(4)

パーフェクト・ピンチ・フォローオフィスにライバル出現!? その名も『チャイニーズ・エンゼル・カンパニー』。
同じクライアントからの依頼を受けた二つの代打屋。
「代打屋は二つもいらない」とトーゴーを敵視するチャッカリしっかりのチャイニーズ・エンゼル・カンパニー姉妹との戦い(?)の火蓋が切られた!!まったく冴えない吉本大介に、可憐な紀ちゃんがプロポーズをした。
舟山女史の愛の告白、森田のライバル宣言と、東京区役所土木課は学園純愛広場と化し混乱模様。
吉本が代打屋トーゴーとは知らないのに、ホレる女心の不思議さだ。
吉本大介は、東京区役所土木課の無能な職員。
その脳細胞、常に就眠。
しかし、裏の世界では代打屋トーゴーなのだ。
殺人と営利誘拐以外なら、どんなトラブルも解決する。
その能力は無限だ。
「パーフェクト・ピンチ・フォローオフィス。
オレが所長のトーゴーだ。
太陽を東京湾に沈めてくれだって? OK。
明日からこの世は闇になる。
もっとも、仕事に見合うだけの金をあんたが出せればの話だが……。
」愛しの紀ちゃんから代打屋トーゴーへの依頼は、お見合いで断られたいというもの。
しかし見合いの日、生物の5割を死滅させるというビールスを乗せた軽飛行機が墜落。
操縦士は死亡。
つり橋に片翼がひっかかった不安定な状態だ。
一国存亡の危機を救ってほしいという、紀ちゃんと同時刻の依頼。
どちらもないがしろにはできない。
緻密な計算と俊敏な行動が、トーゴーの成功の源だ!世界最速スプリンターで、しかも美人。
「走るビーナス」ことルースへの殺人予告を阻止するのがトーゴーの使命だ。
ルースも「私がいちばん輝く時を誰にも渡さない」という。
1万人の警官が囲む、衆人注目の決勝レースがスタートした。
犯行不可能に見えたが、彼女だけの指定席があった! スプリンターを凌ぐ、俊敏な動きと判断力、トーゴーの腕の見せ所だ。
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